- 2026年7月2日
- 2026年7月8日
いびき・日中の強い眠気が気になる方へ ― 睡眠時無呼吸症候群かもしれません

ご家族から「いびきがすごい」「寝ている間に呼吸が止まっている」と言われたことはありませんか。あるいは、しっかり寝たはずなのに日中に強い眠気が襲ってくる――。こうした症状は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」のサインかもしれません。放っておくと生活習慣病や心臓の病気のリスクを高めることがわかっています。本記事では、症状の見分け方と当院での検査の流れをご紹介します。
こんな症状はありませんか
睡眠時無呼吸症候群では、次のような症状がみられます。
- 大きないびきをかく(家族に指摘される)
- 寝ている間に呼吸が止まっていると言われた
- 日中に強い眠気がある(会議中や運転中など)
- 朝起きたときに頭が重い・すっきりしない
- 夜中に何度も目が覚める・トイレに起きる
- 集中力や記憶力が落ちた気がする
ご自身では気づきにくく、ご家族からの指摘で受診される方が多いのが特徴です。
なぜ放っておいてはいけないのか
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に空気の通り道(気道)がふさがり、繰り返し呼吸が止まる状態です。そのたびに体は低酸素状態となり、本来休まるはずの睡眠で十分に休めなくなります。
その結果、日中の強い眠気だけでなく、高血圧・糖尿病・不整脈・脳卒中・心筋梗塞といった病気のリスクを高めることが知られています。日中の眠気による居眠り運転など、思わぬ事故につながる危険もあります。「ただのいびき」と軽く見ないことが大切です。
特に、太りぎみの方、首回りが太い方、お酒をよく飲む方に多くみられます。また、生活習慣病をお持ちの方では、睡眠時無呼吸が血圧や血糖のコントロールを難しくしていることもあり、両方を合わせて診ていくことが大切です。
ご自宅でできる検査があります
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、当院ではまず、ご自宅で行える簡易検査をご案内します。
ご自宅で機器を装着して一晩眠っていただき、睡眠中の呼吸の状態や血液中の酸素の値を記録します。痛みを伴う検査ではなく、入院の必要もありません。ふだんどおりの環境で検査できるのが利点です。検査結果をもとに、診断と今後の方針をご相談し、より詳しい検査が必要な場合は追加検査を提案するときもあります。
CPAP療法について
検査の結果、治療が必要と判断された場合は、「CPAP(シーパップ)療法」が選択肢になります。これは、睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道がふさがるのを防ぐ治療です。
CPAP療法を続けることで、いびきや日中の眠気が改善し、合併症のリスクを下げることが期待できます。一定の基準を満たす場合は健康保険が適用され、月に一度程度の通院で管理していきます。当院では、CPAPの導入から、その後の定期的な管理まで対応しております。
ご相談をお待ちしています
いびきや日中の眠気でお困りの方、ご家族から呼吸の停止を指摘された方は、お気軽にご相談ください。院長は日本専門医機構認定の内分泌代謝・糖尿病専門医として、睡眠時無呼吸と関わりの深い糖尿病や高血圧などの生活習慣病も合わせて診療しております。
当院は千葉市若葉区にあるショッピングセンター「イコアス千城台」の2階、千葉都市モノレール千城台駅と直結しております。千城台や小倉台、御成台、桜木方面など、お近くの方にも通っていただきやすい立地です。お買い物のついでにでも、お気軽にお立ち寄りください。
中山内科クリニック
院長 幸田圭太