• 2026年6月12日
  • 2026年7月8日

健診で引っかかったら ― 「要再検査」の意味と、項目別の受診ガイド

6月に入り、職場や市の健康診断が本格化する季節になりました。本記事では、結果票で「要再検査」「要精査」と指摘されたときの項目別ガイドと、これから当院で健診を受ける方へのご案内をまとめてお届けします。

「要再検査」を放置しないでいただきたい理由

健診の判定には「異常なし」「経過観察」「要再検査」「要精査」「要治療」などの段階があります。「要再検査」は「病気が確定した」という意味ではなく、「もう一度確かめましょう」というサインです。過度にご心配いただく必要はありません。

一方で、健診で見つかる異常の多くは、高血圧・糖尿病・脂質異常症といった、自覚症状のないまま静かに進む生活習慣病に関するものです。放置すると数年後に動脈硬化や合併症というかたちで現れることがあります。

特に30代・40代の方は「まだ若いから」と後回しにされがちですが、早く動くほど、お薬を使わず生活の見直しだけで済む可能性が高くなります。再検査で「問題ありませんでした」と確認できれば、それ自体が大きな安心材料にもなります。

よく指摘される項目と、考えられること

  • 血糖・HbA1c ― 糖尿病やその予備群の可能性。詳しくは健診で「HbA1c」を指摘されたらをご覧ください
  • 血圧 ― 高血圧。ご家庭での再測定の値も診断の参考になります
  • LDLコレステロール・中性脂肪 ― 脂質異常症。動脈硬化の進行に関わります
  • 尿酸 ― 高尿酸血症。痛風発作や腎臓への負担の原因になります
  • AST・ALT・γ-GTP ― 肝機能の指標。脂肪肝が隠れていることの多い項目です
  • 甲状腺(TSHなど)・首の腫れ ― 甲状腺疾患の可能性。バセドウ病についての記事もご参考ください

複数の項目が同時に引っかかった場合、背景がつながっていることも少なくありません。まとめて評価することが大切です。

当院でできる再検査・精密検査

  • 血液検査(血糖・HbA1c・脂質・尿酸・肝機能・甲状腺ホルモンなど)
  • 腹部エコー(脂肪肝・胆石・腎結石など)
  • 甲状腺エコー/頸動脈エコー(動脈硬化の評価)
  • 心電図・ホルター心電図
  • 糖尿病の方の神経障害チェック(DPNチェック

結果票(コピーでも結構です)をお持ちいただき、受付でお見せください。 結果を拝見しながら、再検査が必要な項目と優先順位を一緒に整理いたします。再検査はご予約なしで受診いただけます。

これから健診を受ける方へ ― 当院でのご案内

当院は千葉市の特定健診をはじめ、各種健康診断・がん検診の実施機関です。受診の際は次の4点にご協力ください。

  1. 受診券を忘れずにお持ちください ― 受付で最初に確認させていただきます
  2. ご予約について ― 胃がん検診(バリウム検査)のみ予約制です。そのほかの健診は予約不要で、診療時間内にそのままお越しいただけます
  3. 当日の朝食は控えてください ― 採血を含む健診では、朝食を食べずに、水やお茶だけを飲んでご来院ください
  4. 大腸がん検診 ― 受診券をお持ちになった方に、検査容器をお渡ししています

ご相談をお待ちしています

院長は日本専門医機構認定の内分泌代謝・糖尿病専門医として、健診後の精密検査から生活習慣病の継続診療まで対応しております。

当院は千葉市若葉区にあるショッピングセンター「イコアス千城台」の2階、千葉都市モノレール千城台駅と直結しております。千城台や小倉台、御成台、桜木方面など、お近くの方にも通っていただきやすい立地です。結果票や受診券を片手に、お買い物のついでにでも、お気軽にお立ち寄りください。


中山内科クリニック
院長 幸田圭太

中山内科クリニック 043-236-5800 ホームページ