• 2026年7月17日
  • 2026年8月3日

CPAP療法の費用と保険適用の条件 ― 月額の目安と通院についてわかりやすく

いびきや日中の強い眠気から睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断され、「CPAP(シーパップ)療法を受けてみましょう」とすすめられたものの、費用がどのくらいかかるのか気になって、なかなか踏み出せない――そんな方は少なくありません。本記事では、CPAP療法の保険適用の条件や毎月の費用の目安、通院の頻度について、わかりやすくご紹介します。

CPAP療法とはどんな治療か

CPAP療法は、睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、ふさがりやすい気道を広げておく治療です。続けることで、いびきや日中の眠気の改善が期待できます。SASそのものの症状や検査の流れについては、こちらの記事で詳しくご説明しています。

保険適用の条件

CPAP療法には健康保険が使えますが、そのためには一定の基準を満たす必要があります。一般的には、次のように考えられています。

  • 精密検査(PSG/終夜睡眠ポリグラフ検査) で、無呼吸・低呼吸の回数を示す指数(AHI)が 1時間あたり15以上
  • ご自宅で行う簡易検査 の場合は、より高い基準(30以上)が目安とされることが一般的です

いずれの場合も、検査の数値だけで機械的に決まるものではなく、症状や全身の状態を踏まえて、最終的には検査結果をもとに医師が判断します

月々の費用の目安

CPAP療法は、装置をレンタルしながら定期的に通院する形が一般的です。窓口でのお支払いは、3割負担の方でおおむね月4,000〜5,000円程度が一つの目安とされています。1割負担の方であれば、その3分の1程度が目安となります。

ただし、これはあくまで一般的な目安です。医療機関や診療内容によって多少異なりますので、実際の金額は受診時にご確認ください。なお、CPAPを始める前に受けていただく検査(簡易検査や精密検査)には、別途検査費用がかかります。こちらも保険診療の対象です。

通院の頻度について

CPAP療法を保険で続けるには、原則として月に1回程度の定期受診が必要です。受診の際には、機器に記録された使用状況を確認しながら、マスクの合い具合や体調について一緒に見直していきます。

お仕事などで毎月の通院が難しい場合も、状況によっては通院間隔についてご相談いただける場合があります。まずは一度、遠慮なくお申し出ください。

費用を「高い」と感じる方へ

毎月の費用や通院を負担に感じる方もいらっしゃるかもしれません。一方で、睡眠時無呼吸症候群を治療せずに放置すると、高血圧や糖尿病、心臓・血管の病気との関連が指摘されており、日中の強い眠気による事故のリスクも高まると報告されています。

治療によってこうしたリスクを抑えられる可能性を考えると、費用は「将来の健康への備え」という見方もできます。また、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合には、医療費控除の対象となることがあります。判断に迷われるときは、費用の面も含めてお気軽にご相談ください。

ご相談をお待ちしています

CPAP療法の費用や保険について詳しく知りたい方、SASの検査を受けてみたい方は、お気軽にご相談ください。院長は日本専門医機構認定の内分泌代謝・糖尿病専門医として、睡眠時無呼吸と関わりの深い糖尿病や高血圧などの生活習慣病も合わせて診療しております。Web予約も承っております。

当院は千葉市若葉区にあるショッピングセンター「イコアス千城台」の2階、千葉都市モノレール千城台駅と直結しております。千城台や小倉台、御成台、桜木方面など、お近くの方にも通っていただきやすい立地です。お買い物のついでにでも、お気軽にお立ち寄りください。


中山内科クリニック
院長 幸田圭太

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